スリランカの旅~19~Barberyn Reef 別れの日(2)
2015年5月9日
バーベリンを発つ日、最後の問診は通訳付きでお願いする。
通訳を通せば、確かになんでも聞けるしわかりやすいけど、やっぱりDr.との絆を築くのは難しいな。。
初日にDr.ダーマンヤシーと直接話せたことは、本当にラッキーだったのだ。
よくあるアーユルヴェーダの問診票20問くらい(眠るのが好きかとか、食事を抜くといらいらするかとかetc.)に答えていく。
見た目(髪は黒々としているかとか、目の輝きとかetc.)はDr.が判断していく。
結果は「ピッタ・ヴァータ」
旅の移動や年齢的にヴァータが増えやすいけど、やはり本来はピッタの方が強いみたい。
次に帰国後の薬剤の説明。
オイルを二種(ヘッドマッサージ用・ボディ用)と錠剤と粉剤。
錠剤はトリファラ、粉剤はアーマラキーみたいだけど
なんでできているのか聞いたら、やっぱりバーベリン秘伝なので詳細は伏せられた。
通訳の人は日本に住んでいたこともあるそうで、ペラペラ。
アーユルヴェーダの知識もあるから、DR.の説明をアーユルヴェーダを知らない人が聞いてもわかりやすいように補足してくれる。
「すべてのドーシャが均衡になるよう目指すのではなく、オリジナルのバランスを保つことが大事」
と、アーユルヴェーダの一番大事なポイントもちゃんと伝えてくれた。
問診を終えて、バーベリンのお土産ショップをのぞく。
ここには何回も来て、ベアフット商品たくさん買い占めちゃったので、すっかり顔覚えられてる。
綺麗な店員さんに名前を聞くと「日本語でかけるのよ」って「チャトラーニ」ってカタカナで書いてみせる。
今日でお別れですと伝えると、シンハラ語で私の名前を書いてくれた。
(これは絶対書けないね)
出発前最後のランチは、クリスティンと一緒に。
他のゲストがどんどんいなくなり、テーブルクロスを片付けはじめても、ギリギリまでiphone片手に話する。やっと諦めついて何回もハグ。
昨日は私が交互のキスの挨拶に慣れてないから、ゴツンコしちゃったけど、今日はちゃんとできて笑いあう。
その大げさな別れの儀式をみて、スタッフの人たちが微笑んでる。
ルルにも誘われたんだけど、クリスティンと先に約束してたのでご一緒できず。出発時間だけ伝えて、ゆっくり話ができなかった。
その後見かけなかったので、最後にきちんと会って挨拶したかったな・・・って残念に思ってた。
メールアドレスも交換し、京都に行きたいから案内してって約束したけど、やっぱり最後は顔見て話したい。。
大好きな部屋とお別れをして、荷物を持ってレセプションへ。
そしたらルルが待っていてくれた!
私は本当に幸せ物だ( T_T)\(^-^ )。この短い1週間にこんなに素敵な人たちに会えるなんて♡
年下のジャパニに対しても、誠意をもって接してくれる女性たち。。
これから自分が年を重ねていくなら、こういう人になりたい♡なるべき自分の姿を、教えてくれた。
英語をもっと勉強すること、ルルの好きなお花の写真を送る約束をして、ハグ。
じんわりこみ上げる想いを我慢していると、昨晩のマネージャーが、ゲストハウスの住所を聞きに来た。
どうやら、ドライバーにニゴンボまで送るようお願いしてくれてるらしい。
あんなに、くどくど引き下がらなかったのは、結局、私を心配してくれてたからなんだ。。
頑固なわからずおじさんだなっ~なんて思って、本当にごめんなさい。
「空港に2時に迎えに来るって約束しちゃったから、本当に大丈夫!」と丁寧にお断りし、感謝を伝え、とうとうバーベリンを後にする。
帰りのドライバーは、(ゴッドファーザーに出てきそうな)寡黙で怖そうだけど、きっと優しい感じの人だった。
しかも、ベンツ!私一人で独占だ~♪
外は昨日とはうって変わり。しとしと静かな雨が降る。空も海もどんよりしてる。
ああ、まるで私の気持ちみたいだね・・・。