スリランカの旅~8~アーユルヴェーダの診療所へ
2015年4月29日
昨日は夜中までごろごろ雷なってるし、冷房なしにまだまだ慣れなくて
2時ころ眠付き朝の4時過ぎには起きちゃったんだけど、目覚めはすっきり、体も快調♪
http://www.hghg.jp/hotelpriyamani/
日本語が通じるゲストハウス:Sri Lanka Guest house Priyamani
美しいポーチ↓
夜明け前、鳥の声で起こされる。
朝は必ずこの子があいさつに来る。
日本人が大好きなんだって。撫でてくれるのが嬉しいみたい。スリランカでは子供の頭を撫でるのは、いけないことみたいだから、犬も撫でてもらえないのかな?
そして、何よりもママの作る優しくておいしい朝ごはんが楽しみなのだ(*^。^*)
スリランカの風習では、一般家庭でもお客様とは一緒にご飯を食べないらしい。
朝食はゲストごとにそれぞれの場所に用意してくれる。
朝からカレー?!って思うかもしれないけど、ダシが効いた優しいお味は日本人には懐かしい感じがする。
私の一番のお気に入りは、とろとろのダルカレーとそうめんみたいな「ストリングホッパー」と呼ばれる米粉の麺。そうめんとは違ってひとかたまりになってる。相性最高♡
食パンは、ほとんどの家庭が、毎朝6時に「エリーゼのために」の音楽を流しながらやってくるパン屋さんで買ってくるんだって。
そして庭で摂れるフルーツと生絞りジュース♪
ゲストハウスの横では畑を作っている最中なので、これからは野菜も自家製で提供できるようになるらしい。
インドを旅しようとネットでゲストハウスを探していたら、
なぜかここのHPを見つけてしまった。
我孫子でお茶屋さんを営む日本人の方が出資して、この綺麗なゲストハウスを建てたそう。
アノシャさんのおうちの敷地の一角を提供しての共同経営。
アノシャさんがここまでいたれり尽くせりの若女将になるまでには、
日本人の細やかな要望に応えるための、たくさんの努力があったらしい。
旅行会社に勤めてたアノシャさんが人柄を見込まれ、
「日本語学校の費用出すからやってみないか」と声をかけられたそうだ。運命の出逢い♡
アノシャさん一家のお父さんは亡くなっているので、長女のアノシャさん・ママ・次女のチャミラさん・チャミラさんの旦那さんとお子さんの5人家族。
ベランダや屋根の上をリスが駆け巡ってる。身近で見れて可愛いんだけど、アノシャさんにしてみたら、せっかつのゲストハウスの配線や木材ををかじってしまうので、やっかいな相手らしい。
最大でも3組までのお客さんしかとらないので、ゆったり自分のうちみたいに過ごせる。
今宿泊してるのは若いご夫婦一組と、以前ここを訪れた20代の娘さんに勧められて、2週間のアーユルヴェーダ治療を受ける女性が一人。
朝食後2台のトゥクトゥクに乗って、みんなで20分くらいの街にあるDr.ヒマーリのアーユルヴェーダ診療所に向かう。
診療所にはDr.の愛娘犬。
さすがアーユルヴェーダ犬。出来立てのものを食べる(調理後3時間以内のもの)というルールを守ってるのか、冷蔵庫にいれておいた食べ物はたべないそうだ。
そして診察。Dr.は私と同じ年。
左手を握りしばし脈診。
そしてメモを書きながらドーシャの割合をメモしていく。
「あなたは今カファが一番多い。そして次はヴァータが感じられる。」
今年の花粉症は、冬の運動不足と暴食のせいかかなりひどかった。スリランカに来る直前まで鼻水だらだら。しかも飛行機に乗ったらさらに悪化。
ここ数日の旅で鼻水はすっかり止まっていたけど、やっぱり隠せないようだ。
「日本ではピッタヴァータとよく言われます」といったら、「今のあなたにはピッタはカケラも見当たらない」そう。
ここは観光客用のスパではないので、「シロダーラがやりたい」とかリクエストしても
先生にダメと言われることもある。
他の方たちは、アビヤンガを希望したけどシロダーラになった。わたしはアビヤンガとハーブスチームバス。
スチームバスを希望しても、旅行の日程が少なかったりすると体力がもたないといって断られるらしい。わたしはここには3日しか通えないんだけど、いきなりのスチームバス・・「体力があるのね~うらやましいわ~」と言われちゃった。
この後バーべーリンに1週間滞在すると伝えてあったからかもしれない。
そして案内された小屋・・・ドアを開けると薄暗くてちょっと怖い(+_+)
ベッドにはビニールシートがかけてありバスタオルは持参が基本。
「着替えて」と言われたけど、なんだかドキドキ。
電気は豆電球ひとつ・・・昼間なのに薄暗い。けど見えないくらいがちょうど良いのかも。。
細身の背の高いセラピストさんが入ってくる。どうやら2人のセラピストが同時でやるインドの伝統的なスタイルではないようだ。
まずは椅子に座ってヘッドマッサージ。そして徐々に首肩へと上半身全体に流していく。そしてベッドに横たわる。
くるくるとマルマ(ツボ)をひとつひとつ優しくマッサージしていく。全面・背面・横臥位両面。くまなくゆっくりマッサージ。
日本の整体院みたいに体重で圧をかけるなんて一切しない。
マルマを大切に扱うことに集中している感じ。
マッサージが始まるとベッドのこととか全部吹き飛んじゃう。ドアも半開きだし、もしかしたら外から丸見え?なんてのも最初は気になったけど、どうでもよくなってきた(笑)
彼女はセラピスト歴20年。美しい自慢の娘さんの写真を、施術後にたくさん見せてくれた。女優さんみたいに美しい。西洋医学の医大に通っていて、婚約したばかりの才色兼備だ。「毎日マッサージしてあげてたからこんなに綺麗になったの?」と聞いたら、「彼女アーユルヴェーダはあまり信じていないから」だって。。もったいないな~。
彼女のマッサージは、全く力いれてない風なのに、どんどん体が緩んでいくのがわかる。うたたねしちゃって目覚め起き上がってみると脚が・・・ほそっ!!
ぼーっとしてるといきなりガスボンベの「ボンっ!」って音にびっくり。
木製のスチームバスに湯気があがり、「カモン」と言われるが一瞬躊躇。。
「気持ち悪くなったら教えてね」と言われ寝そべるが、ちょうどよい温度加減に気持ち良すぎてこちらもウトウト・・・。
施術中はスロータスが閉じないように起きていないといけないんだけどね。
終わった後はお庭で紅茶とクッキーのおもてなし。
ほかの方たちもすっきりつやつやした表情で待っていた。
先生の時間があるときはこのあとヨガを教えてくれることも。
蚊が多くて沢山刺されたんだけど、オイル漬けになっているせいか
一度も腫れたり痒くならなかった。
みんなで記念撮影〜。
今日のお昼はみんなで外食。
地元のレストランでランチビュッフェ250ルピくらい。食費に含まれてくれるからとアノシャさんが払ってくれた。
ここでも生絞りジュースが90ルピ(90円)くらいで売っている。
やっぱりスイカジュースをオーダー♪
こんな看板かかっているけどまさにローフードの最先端だ。
フルーツのエネルギーの強さが日本とは全く違う気がする。
イケメンドライバーさんは、いつもお洒落なシャツ着てる。
午後はゆっくりゲストハウスで微睡む。ああ、こんな贅沢な一日・・・しかも今日はまだ初日なんだ〜。
幸せすぎな1日がまた終わりました。