スリランカの旅~7~今度こそ!Guest house Priyamaniへ
2015年4月28日
せっかくバスに乗り込んだのに、携帯を忘れるなんて(+_+)
さすがに歩く気力なくて、テゥクテゥク探す。
ローカルの人が降りたのを見つけて猛ダッシュしたら、次に乗る人が待っていて
面食らった顔してた。
異国の女子がいきなり割り込んできたら、そりゃ驚くよね・・ごめんなさい。
次に捕まえたのは見た目怖そなレゲエ風の三つ編みたくさんのお兄さん。
「キャンディシティホテル!ここここ!(地図を指しながら)ハウマッチ?」
「100でどうだい?」「おっけー」「でも聞いたことないな。君は知ってるの?」
「知ってる。」「じゃあ、近くまで行くから教えて」「おっけ~」
バスターミナル周辺は、バスとトゥクトゥクと車がひしめき合って
あらゆる方向から我先にと突っ込んでくる。
信号もないのに行きたい方向にそれぞれが進める不思議・・
ドライバー仲間を見つけたお兄さん、ぐいぐい割り込んで隣につける。
「おーい!キャンディシティホテルって知ってるかい?」
「知ってるよ」「どこらへんだ?」って、場所を確認してくれた。
「マダム、場所わかったから大丈夫だ。youはハッピーかい?」
「うん、ベリーはっぴー!」「そうか!それなら俺もハッピーさ」だって。。
見た目で人は判断してはいけませんね。。
あっというまに、ホテルに戻って無事に携帯確保。
帰りもトゥクトゥク捕まえようとしたのに、行先いったら冷やかしと思われて
「あっちだよ」って言われちゃった。
仕方ないのでまた歩く・・・。
声かけてくるドライバーは、どうせぼったくりだから無視。
暑い、重たい、暑い、重たい・・やっとこさ、バスに乗り込んだ!
このバスもキンキラ仏陀のシールで飾られてる。
この国ではブッダは、日本でのアイドル並みの人気。
「今バスに乗りました」とアノシャさんに電話すると、
バス停まで迎えに行こうか言われたけど、何時になるかわかんないし、
自分でドライバー捕まえるから大丈夫と伝える。
でもバスはなかなか出発しない。どうやら満員になるのを待ってるみたい。。
風もない車内は猛暑。スナック菓子とか飲み物売りにくるけど満腹だし、
3時間の間トイレ休憩あるのかもわからず我慢する。(行きはなかったはず)
やっと出発したのはおよそ1時間後・・。
スリランカ時間がなんとなくつかめてきた。
旅するには、朝早くから行動し「〇〇時間かかる」と言われたら、日本の時間の倍くらいの感覚でいた方がよさそうだ。
走り出すと風が本当に気持ちいい~
窓は一応あるけど、開け閉めするのは難しそう。
バス停での人の乗り降り、町ごとに必ずある仏陀の像・ヤシの木緑いっぱいの風景・・
目に映るものすべてが新鮮だ♡
行きはネットも何もなく過ごす3時間に不安を覚えたけど、
何にもしないでただ景色を眺めるだけがこんなに楽しいとは。
あ〜!山の上にもブッダだ!
チケット係りのお兄さんがきたので、アノシャさんのメモをみせて
「着いたら教えて」って頼んだけど、首を横にちょこっとふるだけ・・・
本当にわかってくれたのかな??かなり不安。。
「とりあえず行き過ぎても、空港とか終点で降りて戻ればいいかな」と半ばあきらめる。
途中のトイレ休憩では、荷物をそのままほとんどの人が降りて
食べ物や飲み物を買っている。(なんてお店なのかさっぱりわかんない看板)
汗をたくさんかいてるせいか、全然トイレに行きたくないので私はそのまま乗車。
そしてまた車窓を楽しむ。
そろそろ3時間近く走ったので、そわそわして景色をながめてたら、行きにチャミラさんが「ここが駅よ」と教えてくれた線路が見えてきた!
ちょうどその頃、心配したアノシャさんから電話がかかってきた。
「ドライバーさんに伝えたけどわかってないみたいだから、説明してもらっていいですか」と、立ち上がってお兄さんのところに行くと「ノー!まだ降りちゃダメ」ってジェスチャー。なんだ〜わかってくれてたみたいだ。
そういえばヨガの先生が初めてインド行った時にまず驚いたのは、レストランに入ってあるかないか聞いたときに、頭を横に揺らす仕草だって言ってたな。。
それがyesの意味だってわかったときは、鏡の前で練習したって言ってたっけ。
そうか!あれがそうなのか〜(ってちょっと感動♪)
とりあえず携帯に出てもらい説明してもらうと、お兄さんだけでなく、他のお客さんまで気のせいかほっとした様子。
どうやら皆いったい私はどこに行くのか、気にしてくれていた風。
バスの中で誰とも話をしてないし、誰もじろじろ見てこなかったけど
なんとなく守られてる感じがしたのは、気のせいではないみたい・・スリランカの人ってなんだか優しいかも♡
バス停が近づいたらしく、お兄さんがこっちと手招き。
ショッピングバッグ二つ抱えて無事に降りる。
行きに乗ったバス停だ~♪道覚えてないので休んでるドライバーにゲストハウスまで送ってもらう。
犬たち全員が玄関までお出迎え。笑顔のママがちらっと顔を出す。
やっとうちに帰れた安心感~♪知らない国でまだ一泊しかしてないのに、
こういう気持ちになれる宿に出会えて本当によかった!
シャワーを浴び、テラスに紅茶とおやつを用意してもらいしばし佇んでいると、
みんなで夕日を見に行くので一緒にどうですかと誘われる。
チャミラさん親子がお見送り。
犬たちも誇らしげに私たちを先導。
塗装しているときに犬があるいちゃった足跡がそのまま(笑)
お寺のお供え物に使われていた白い花。
アノシャさんに名前を聞いたら「スリランカ語で白い花って言うんですけど、日本語でなんていうのかはわかりません」だそう。
グアバの花。(だったかな?)
機械なんて使わず鍬を使って耕してる広大な水田。
すれ違う人たちはみんな照れくさそうな顔してあいさつしてくれる。
家族でバイク4人乗りは当たり前みたい。
子供の英会話教室って看板をかけてる家もある。庶民も幼児から英語教育が当たり前になってきたらしい。
建築中の豪華な建物には、鋭い眼の看板。
近所の人から「いいな~」って妬みの思いをうけると不幸になるので、建物から視線をそらす工夫なんだって!
バナナの木はどこの庭にも当たり前に植わってる。
のどかな美しい風景・・・犬も見惚れてる?
この時期は雷やスコールが多いので、その合間に燃えるような真っ赤な夕日が見える時があるらしいけど、今日は残念ながら見れなかった。
でも、普通に歩くだけで十分。
そして待望のママの家庭料理夕ご飯♡
これ食べちゃったらどんなレストランのご飯でも満足できなくなっちゃった。。
明日は、地元の人が利用するアーユルヴェーダ病院での診察です。
(やっとアーユルヴェーダブログらしくなります)