Everyday Ayurveda 「毎日役立つアーユルヴェーダ」

アーユルヴェーダとはサンスクリット語で「生命の科学・智慧」 。自分の体質を知り自分らしく生きるエッセンスがいっぱい。

スリランカの旅~5~Dambulla「ダンブッラ石窟寺院」

2015年4月27日(スリランカ旅日記に戻ります)

 

炎天下の中歩いてきたので、石窟内のひんやりとした空気が気持ちイ〜。

私以外はヨーロッパ系の家族と数組の中国人の観光客。

ひとつの石窟、独り占めできちゃいそうなくらい空いてる。

Ran Giri 「黄金に輝く」と呼ばれる巨大な岩山に、第1窟 ~ 第5窟まで5つの石窟寺院が掘られている。

ダンブッラとは、「 水が湧き出る岩 」 と言う意味。

 

どの石窟にもぎっしりと仏陀像!日本のお寺には、観音様いっぱいってのはあるけど、

仏陀だけ!しかもカラフル〜

菩薩や如来など信仰の対象がたくさんある日本の大乗仏教とは違い、

スリランカ仏教は基本的にブッダ一人を崇めるので、

沢山の人間が一度にお参りできるよう、たくさん作ったんだって。

去年、スクールの宿題でブッダの漫画を読むことになった時には、まさか自分がスリランカで、こんな沢山のブッダ様にお会いすることになるなんて、、、

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第1窟「デーワ・ラージャ・ヴィハーラ」(神々の王の寺)

14Mの涅槃像。足裏が赤いのは、釈迦が赤土のスリランカに来た印。

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横たわった仏像のうち、つま先がほんの少しずれているものが涅槃仏で、きれいに揃っているものは休憩中の姿だそうだ。

 

第2窟「マハー・ラージャ・ヴィハーラ」(偉大な王の寺)

カラフルな色で描かれた壁画。

ヒンドゥーの神であるサーマン、ヴィシュヌの心臓のほかに、16体の釈迦の立像と40の釈迦の坐像が安置。

天井から水滴が落ちていて、右奥金網の中に聖なる水を受ける壺がある。

この水はどこから来るのか分からず、壺の水は溢れもせず減りもしないそう。

第3窟「マハー・アルト・ヴィハーラ」(偉大な新しい寺)
全長9mの寝仏など57体の仏像と、1体のKirti Sri Rajasingha王の像。

第4窟「パッツィーマ・ヴィハーラ」(3人の王の寺)

キャンディ王朝末期に造られた。かなり狭い。

第5窟「テワナ・アルト・ヴィハーラ」
1915年に造られた非常に新しい石窟

ぎりぎり寝仏がはいるくらいの狭さ。

 

↓どのブッダがどこの窟のかわかんなくなっちゃった(笑)

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 睡蓮の池

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菩提樹の木

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このままここにいたくなっちゃったな。。

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預けた靴をとりにいくと、また小銭が足りない。。おじさんが「いーよ」ってマケてくれた。

ブッダのお寺の入り口には必ずヴィシュヌ神が祀られている。

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 帰り道、二股に分れたところを右に下ったら、

「そっちは違う違う!」って、お土産売りの人たちが教えてくれた。

「ありがとう。でも買わないよ。」って言ったら、暑さのせいかすぐ諦める。

サルのいたずら注意って聞いてたけど、サルも日陰から出てこない。

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坂を下りていくと、GoldenBuddaの向こう側にシギリヤロックが見える。

本当に緑がいっぱいだ。

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地上に戻り、トゥクトゥクドライバーに電話。

「どうだった?シギリヤにはいかないのか?もっとすごいぞ!近いからこのまま連れていってあげる」「NO!高いとこ嫌い。暑くて疲れた、ムリ!」

「すぐそこだから大丈夫だ」「むりむり、蜂怖い。これからキャンディ戻らなきゃいけないから時間ない。」「キャンディに泊まるのか?」「そう。もう予約してるからだめ」

こんな感じを繰り返し、なんとか諦めてくれた。

まだまだこの暑さに慣れてないから、思っていた以上に疲れちゃった。。

でも、一人旅ってこんな風に行き当たりばったり、自分の気分で行動できちゃうのが凄くイイネ!

行きに行き損ねたターミナルの食堂に今度こそ寄ろうと思ってたら、

ちょうど出発したばかりのキャンディ行のバスとすれ違った。

そしたら、ドライバーさんがあわててUターン!

「おーい!!止まれ~!乗せてくれ~!!」ってバスを追いかける。。

ええ?!もう帰るの?そんな・・バスって頻繁にあるんじゃないの?

 別に次のでいいのにな・・・って思ったけど、バスが止まってくれちゃったよ。

あわててお金を渡して、「ばいバーイ!ありがと~!!」ってお別れする。

 

行きとは違い、窓全開のノーマルバス。しかも乗客はまばら!!窓際すわると風がめちゃ気持ちい~^^

って喜んでいたのもつかの間、いきなりちゃらそうな兄ちゃんが横に座ってくる。

こんだけ席が空いてるのに、明らかにスリでしょ!!!

「どっからきたの?一人?」ってはじまるけど、なんだか手の指を落ち着きなく動かしてる。

そうだった・・ガイドブックに窓際席はスリや痴漢に狙われやすいとあったっけ。。

微動だにせず無言でじいーーっと、彼の手を見つめ続ける。

さらに落ち着かなくなる兄ちゃんの手・・・。

「こんまま、キャンディまでこの姿勢?それはちょっとつらいし、どーしよう・・」

と、とりあえず電話を取り出しアノシャさんに電話する。

つながらなくても、一人じゃないことアピールしてずっと付け回されたくないし。

アノシャさんがでたけど、声がよく聞こえないらしく、あとでまたかけなおすことにした。

そして、「えくすきゅーずみー、さー」とさっと立ち上がって、反対側の安全そうなお兄さんが座るシートの通路側に移動した。

こういう時って一瞬で「危険じゃない人」が目に付くものだ。

そのあと、スリの兄ちゃんはEXCILE風のチケット売りの兄ちゃんにこそこそ話してる。

えー?スリとつるんでるの?ドライバーとぐるで怪しいとこ連れてくガイドもいるみたいだし。えーー?!しかもそのまま乗ってるじゃん。。。

そのあとどんどん乗客は増えていく。

わたしのシートも三人席なので、サラリーマン風の人が横に座る。同じ年くらいの男の人でも、やっぱり普通の人と怪しい人って全然空気が違う。

席が離れて安心したせいか、せっかくの気持ちいいドライブを邪魔された怒りとか、日本人ってあんなのにもちょろいと思われてるのかなって、

怒りがふつふつと湧いてきた。体も内側からカッカと燃えてくる感じ(午後2時過ぎ、気温も最高潮に達してる)。

多分顔もかなり怒ってたせいか、となりのサラリーマン、別の席に移っちゃった(笑)

 

帰りは下り道なので、バスも楽々スピード出してる。

キャンディ近く渋滞が激しくなると、バイクやトゥクトゥクがせめぎあって、バスを追い抜いたり抜かれたり・・

スリランカのバスドライバーの運転スキル凄すぎる!!でこぼこ道の急カーブを全くスピード落とさずぐいぐい曲がってく・・よくこれでひっくり返らないな~

って思ってたら、ひっくりかえって荷物をばらまいてるトラックがいた。

(これが渋滞の原因だったらしい。運転スキルじゃなくて、運みたいなんだ・・・)

風景がキャンディの町っぽいんだけど、行きのバスターミナルとは違う方向に曲がっちゃった。どうやらこのバスは、キャンディ終点ではないらしい。

「あ〜キャンディ湖だ」と思ったけど、降り損ね、慌てて次のバス停で降りてみたけど、ここはどこ?!

地図ないからとりあえず、トゥクトゥク捕まえるしかない!

道の向こう側にローカルの女性が降りようとしてるのが見えたので、

全力ダッシュで道を渡る。

昨日までは、交差点でも信号ないから渡れなくて、地元の人にくっついてなんとか渡ってたのに、いつのまにか、走る車をとめながらジグザグ渡れるようになってる自分にびっくり。

ホテルの名前言って「ハウマッチ?」と聞くと「100」だって。

昨日の半額以下だ。値切る必要ないじゃん。やっぱローカルの人が使ってるのを捕まえるのがコツらしい。

ホテルに着くと、ほっとしすぎてベッドから動けない。

今日のホテルも洞窟風なシティホテルで、清潔感ばっちり。コンパクトなシングルルーム。1階だから、小さい蟻がいるのは仕方ないか。

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ちょっと休んでご飯食べに行くつもりが、目覚めたら夜10時・・。

腹ペコなので思い切って、ルームサービスだ~。

私の英語で電話はなかなか通じないけど、なんとかオーダーできた。

うわ、大容量・・・。デザートとクラブハウスサンド、これで750ルピ。

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とりあえず、今日は頑張った!明日はゲストハウスに戻ります。

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