スリランカの旅〜3〜 仏歯寺へ
朝4時に起床。ゲストハウスとは違いここは街の真ん中だから、鳥の声なんて聞こえない。
しかも昨晩遅くまで、キッチンで片付けするスタッフの話し声・笑い声が気になって、ちょっと寝不足。部屋が豪華なのはいいけど、やっぱ都会のホテルの2階はうるさいね。。
外はまだ真っ暗。
ホテルの入り口の椅子で眠っているガードマンさんに、
仏歯寺はどっちか確認して(地図をもっていても反対に歩いてしまう私なので・・)靄のかかった薄暗い街を歩く。
ダラダー・マーリガーワ寺院(Sri Dalada Maligawa )=仏歯寺(英:Temple of the
Tooth)
仏陀の歯が納められているという仏教徒の聖地のひとつ。
夜明けから夕暮れまで一般公開されているけど、仏歯を収めた部屋が開放されるのは、
1日3回のプージャと呼ばれる礼拝の時だけ(5:30、9:30、18:30)。
観光客は、参加するのに1000ルピ入場料を払うらしい。
スリランカとかインドとかは、どこにいっても観光客と地元の人の値段が違いすぎるみたいだけど、まあ、旅行するお金のある人からとるっていうのは、当たり前って感じもする。
(お金持ちじゃななくても、先進国に生まれた以上は義務でしょう。。)
仏歯寺目の前にある歴史あるコロニアル調の建物Queen's Hotelと木。なんの木かな?
ゲートにつくと、敬虔な信者さんたちが数名並んでる。
入り口近くの売店でお供え物のお花を買って、一緒に並ぶ。
最初は怪訝な顔してるおばあちゃんたちも、お花を手にしてるのを見るとにっこり。
5:20頃、列が動き出す。入り口では手荷物検査。
門をくぐると正面にライトアップされた美しい仏舎。
入る前に靴をあずけてまた検査。ガイドブックに靴下必要とあったけど、暑さよけだけでなく
ごろごろいろんなものが地面に落ちてるので、やっぱり持ってくれば良かった('_')
中に入ろうとすると、遠くから「マダーム!マダーーム!」とおじさんが遠くから私をみつけて
こっちにこいと合図してる。
すごいな。。この暗闇の中外国人だってよくわかったな。(わかるか)
入場料を払い、レシートを大切にしまう。(後で何回もいろんな人に「払ったか?」と聞かれるのでなくさないようにしましょう。)
そして、やっと建物の中へ。
ここでも荷物検査。
天井・壁一面タイル画のトンネルをくぐると開けた場所にでる。
ラッパ・太鼓・銅鐸のような楽器をそれぞれサロン姿の男性が奏でてて、ホール中に荘厳な音が響き渡ってる。
二階に続く階段にはすでに列ができている。
どうやら門は何か所かあるみたいであちこちから人が集まってくる。
サリー姿でビシッと決めた日本人夫婦が大量のお供え物をもって横をすぎる。
仏歯の納められたお堂を見る必要がないなら、特に並ぶ必要はないみたい。
列はゆっくり進むけど、その分ゆっくり壁画や柱の彫刻を眺められるので嬉しい。
「スリランカで写真を撮るときは、仏像と人が一緒に写らないように注意」
と何かに書いてあったので、人々の頭の上あたりから写真を撮る。
小さい子供の頭をなでるのも禁止だそう。
初めての国に行くときは、ローカルルールだけは念入りにしらべないと
トラブルの元だからね。
こんなに朝早くなのに、お供え物の台はご飯などの食べ物・お花・現金でいっぱい。
何回もお辞儀してマントラ唱えている人たちもいる。
みんなどんなことを願っているのかな。。
建物をでるとすっかり明るくなってた。
広い園内には、ヒンドゥー教の神々も祀られている。
スリランカでは、現世のお願い事はヒンドゥーの神様にあの世でのお願い事は仏陀にお願いするみたい。
今日はバスで2時間ダンブッラへ向かい、またキャンディに戻る予定。宿も変わるので、早めにチェックアウトしなきゃ。