Everyday Ayurveda 「毎日役立つアーユルヴェーダ」

アーユルヴェーダとはサンスクリット語で「生命の科学・智慧」 。自分の体質を知り自分らしく生きるエッセンスがいっぱい。

スリランカの旅~11~Barberyn Reef での偶然の出会い♪

2015年5月1日午後2時くらい

初回の診察。部屋に入ると美しいサリーを着た美しい女性♡Dr.Damayath

眼がキラキラ宝石みたいに輝いてる。通訳を頼んだつもりだったけど

通訳付きは朝1の時間だけだそう。

一目でこの先生に惹かれてしまったので、片言英語で問診にトライすることにした。

まずは、左手で問診。ドキドキしてたら先生がお祈りの歌を唱え始める。癒される~

何かメモする。そして、毎日の排便・食欲・睡眠・自分と家族の病歴・今気になっている不調など、授業で習っている通りにカウンセリングされる。

 

まずは「スキントラブル~」って言いながら背中の湿疹を見せ、この一年太ったからあと3キロ痩せたいと伝える。あと貧血ぎみなこと、眼精疲労etc。

本格的な治療効果を得るには8日間では足りない、最低2週間は必要だという断りをしたうえで、まずは2日間の治療メニューを決めてくれる。

トリートメントの手順と場所(午前にオイルトリートメント→ハーブガーデンでハーブ湿布→ハーブ風呂・午後に鍼)を説明され、

また明後日面談しましょうということになった。

クラスメイトの川島さんに「とりあえず、かずえを知ってるか?って聞いてみて〜いい事あるかもよっ」て言われてたので早速聞いてみた。

「知らない。でもここの本を書いた人かしら?」と言われ

「そうです。AYVスクールのクラスメイトなんです。」っていうと

「何年勉強しているの?」「一年です。でも毎日ではないです…(先生の予想する毎日授業の1年とは違うからモゾモゾしちゃった(^^;;)」

※インドとかスリランカでは勉強してるって言ったら、〇〇年って単位が当たり前。

スクールのクリシュナ先生曰く、アーユルヴェーダに関しては世界中見渡しても、(なんでも資格の)アメリカでさえ、最低750時間の専門スクールしかないそうだ。

日本は盆栽の国だから、なんでもコンパクトですまそうとしすぎだって。最初、アーユルヴェーダ協会に1週間で講座してほしいと言われた時にはあり得ないって断ったらしい。。

「どこのスクール?」「クリシュナ先生のです。」「もしかしてshiho知ってる?!」

「及川先生ですか?!!マイティーチャー!!」「同じ大学の同窓生よ!彼女は3年ジュニアだけど。rumikoは知ってる?」「グジャラート大学ですか?安藤先生?もちろん知ってます。安藤先生にも教わっています。」「おー!rumiko!元気かしら~彼女は同級生よ。shinnjiは?」「うーーん、わかんないです。。」

って、あわててiphoneの写真を見せると「ほんとだわ~shihoだわ~♡」って大盛り上がり!

スリランカでのまさかの出会い♪♪奇跡の偶然!!

帰国後及川先生に聞いたら、彼女の部屋に一番入り浸っていたそう。

感が良くて、日本人のつたない英語でも意図を組んでくれたので、授業の話を聞きに行ってたのに、いつも恋バナばっか聞かされてたそうだ。こんなに綺麗なのにガリ勉で超優秀だそう。

「おっけー!わかったわ。」っていうと、先生はカルテにいろいろ書きだした。

そして、写真♡

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「それでは、部屋で着替えて赤い布だけまいて、戻ってきて。」「・・・ナウ?!」

これから施術も始まるんだ~

英語できないのをカバーしなきゃと、大体の施術の流れは岩瀬さんの本で予習してきた。

www.amazon.co.jp

敷地内を赤い布一枚きて白いタオルを頭にまいた人がうろちょろしてる。

靴を脱ぎ、部屋のカギを壁にかける。受付で処方カードを見せると「カモン」と女学生みたいなセラピストさんが呼びに来た。

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彼女が私の担当セラピスト♡これでもセラピスト5年のベテラン。10代のころから、遠く故郷を離れ、ここでずっと住み込みで働いてるらしい。

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制服がとにかく可愛い!私も着たい(笑)女性は女性のセラピスト、男性には男性のセラピストがつく。

部屋に入るとまずは入り口横の椅子に座り、ヘッドマッサージ。そして首から肩、腕に流れ上半身を流していく。

そしてベッドに仰向け。優しくフェイスマッサージが始まる。最後に目薬を差す、するとちょうど良いタイミングでもう一人、ベテランらしいセラピストさんが入ってくる。

(後日、写真撮らせてもらったところ↓)

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セラピストさんは、休みに入らない限り毎日同じ人担当制。

両サイドに立ち、伝統的な2人のアビヤンガが始まる。

日本とは違い手のガサガサとか爪のあたりとかは全然気にしてないみたい。

現場は掃除など水仕事も多いし、手は荒れがちだろうし。

それでも大量のオイルをバサッ〜とかけられる感じなので、そういう細かいことはどうでもよくなってくる。

昨日診療所で受けたよりは、日本で受けるのと近い、体重をかけたマッサージ。

足の先から首まで途切れることない長~いストローク。

次は背面、そして横臥位両面、くまなくオイルが行きわたって天国じゃ~

終わると手をつながれて薬草ガーデンへ。別のセラピストさんにバトンタッチ。

パティオに薬草がたくさん植わっていて、ウッドベッドが並んでる。

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寝そべってると、まぶたの上にきゅうりのパック、顔に布をかけられた。

クッキングシートみたいのにハーブのペースト塗ったのを全身何カ所かにペタペタ貼っていく。

思いっきり布をあけられパンツ一枚。しかも男性のスタッフとか普通後ろを歩いてる気配・・・(でも、気にしてたのはこの初日だけ)

次は浴場へ。

フルーツで作られたスクラブ渡され、シャワーするよう指示される。

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次に、薬草湯が15センチくらいたまってる湯船に寝そべる。

グツグツ横で薬草煮てる。

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暖かいハーブウォーターを桶でくまなく何回もかけてくれる。

ほんわか汗をかいて終了。

と思ったら、アーキュパンチャールームに連れてかれて、数か所、鍼を刺す。

30分くらいそのまままどろむ。

これで一日の施術が終了。到着が遅れたので初日はあわただしかったけど、翌日からは午前と午後に分かれるのでもっとのんびりした流れ。

16時になると、自分のルームナンバーの書かれた棚から一日分の薬を取りに行く。

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日に4回飲む錠剤と食前2回に飲むドリンク。

ドリンク一つは蜂蜜味。もうひとつはおいしくはないが、トリファラかアーマラキーかな??。

薬の時間・食事の時間・午前のトリートメントタイム・午後のトリートメントタイム・午後の無料プログラム、朝と夕にヨガのクラスもあり(私の行った時はシヴァナンダ系)・・・

ゆったりしながらも意外とやることたくさんあって、プールで泳いだり海辺を散歩したりする人もいる。毎日あっという間、飽きないシステム。

※もちろん施術内容によっては、一日部屋でゆっくりしなさいと言われることもあり。

全身オイル漬けで、基本ベジ。

毎日薬草茶と白湯とフルーツジュースばっか飲んでたら、コーヒーどころか紅茶も飲みたくなくなった。

シンプルな味付けだけどフルーツ・野菜の食材そのものが美味しくて、

沢山食べても食べ過ぎた時の重たさがなく、幸せな満足感だけが残る食事・・・

愛される理由だね。