スリランカの旅〜2〜Kandyへ
2015年4月26日
予定では、朝早くからkandyに向かう予定だったけど、
アノシャさんが「そんなに早く行かなくても近いから大丈夫、朝のバスは混んでるし、
妹のチャミラにバス停まで送らせるから。」というので、
お昼頃、ゲストハウスを出発することに。
近いと言っても、片道3時間ローカルバスの旅。
Kandy行きのバスだし、降り損ねることはないだろうと思っても、
はじめての一人旅にローカルバスはちょっとハードル高すぎるかなと
内心ドキドキしてきた。
バス停までの道、フルーツいっぱいの木々、緑に溢れてる。でも、直射日光が暑すぎてすでに倒れそう。。
どの家もお庭が広〜い。
バス停前のお店でチャミラさんがSIMを買い、携帯電話を貸してくれた。
ゲストハウスから一番近くにある売店。
この携帯がこれからは何よりのお守り♡
いつでもどこでも、困った時はアノシャさんに電話できると思ったら、
かなり勇気が湧いてきた。のどかだな・・・
バスは頻繁に通るけど、目的地が違うようで何本か見過ごす。
行き先看板は、くるくるしたシンハラ文字オンリーで
全く見分けがつかない。。。
チャミラさんがいなかったら、乗るまでに小一時間かかったかも。。
英語できない私と日本語できないチャミラさん・・
ジェスチャーで「これに乗るよ」と言われて、チャミラさんにつづいてバスに乗り込む。
あれ?!バス停まで送るって言ってたのに、チャミラさんもついてくるの??
ひゃーみんな地元の人だ(当たり前)!!!すでに感動♡♡♡
みんなちらっと見るけど、チャミラさんと一緒のせいか、安心したように元の姿勢にもどる。
「チャミラさんも一緒にKandy行くの?」と聞くと、笑って「No〜インターシティBUSまでよ」
インターシティと聞いて、やっと納得。
主要な街へはローカルバスの他に、インターシティというエアコン付きの高速バスが走っている。
時間はあんまり変わらないけど、停留所が少ないから少しは快適みたい。
料金は3倍くらいだけどそれでも300スリランカルピくらいだから、
タクシーの3000〜5000スリランカルピに比べたら全然お得。
20分ぐらいしたところで「あれが駅よ」とチャミラさんが指差す。
なんて駅かな?全然わかんないやって思ってると5分くらいで「降りるよ」と合図された。
道を渡って、女学生がいっぱいのバス停まで。
みんなスタイル良くて白い制服がまぶしいくらいに映えてる。
そしてこれからが本当の一人旅。バスに乗り込み、チャミラさんとお別れだ。
いったいこれから3時間、ネットも何もない、寝ることもできない・・
どうやって過ごそう。。
なんて思ってたけど、乗り込む人や車窓からの眺めを見ていると全然退屈なんかしない。
それにバスにはスリが多いと聞いていたので、通路側に座りバッグの口を握りしめる。
となりは恋人同士の若者がかなりイチャイチャ・・
スリランカの人はシャイだって書いてあったけど、今はもう時代も違うんだね。
時計で時間を見ながら、所々の街で自分のいる場所を確認しようとするんだけど・・
流れる景色にクルクルなシンハラ文字の看板は、全く理解不能。
日本ではいつもGPSで自分の位置を知ってることが当たり前。
ネットがないまま知らない場所を旅する、この新鮮さと不安さの入り混じったドキドキ。
暑さと重なりどんどん加速してく。
なんかの集会かな?!
街→ひたすらつづく椰子の木の森と田園風景→街→また椰子の木・田園→・・
これを何度も繰り返し、とうとうガイドブックでみたKandy駅が見えた!!
と、降りる直前に突然の豪雨・・・。
こういう雨の時は、だれも傘なんかさしてない。諦めて雨宿りするしかないみたい。
とりあえず駅の屋根の下で地図を確認。
晴れてればホテルまで歩いて行けそうなんだけど、止みそうもないので
トゥクトゥクの値段交渉初挑戦。
「Cafe Aroma Inn」という仏歯寺近くのレストラン兼ホテルまで、
「300ルピ」と明らかに観光客値段だったので、駅まで戻る振りしたら200だって。これでも高そうだけど、雨だし初回だし、交渉成立。
丘の上のブッダを指差して観光しないか聞かれたけど、「No」の一言であっさり諦めてくれた。インド人よりはあっさりなのかな?
なんとか到着!
去年出来たばかりらしくて、arucoにもオススメカフェって紹介されてた。
部屋は思っていた以上にゴージャス!大理石!
この後、キャンディアンダンスを見に行こうと思っていたけど、
さらに豪雨が激しくなってきたので諦め、ホテル1階のカフェで夕食。
チキンビリヤニ。かなりの量・・半分でギブアップ。
でも絶対カード(シンハラ語ではミーキリ。水牛のヨーグルト)は食べるっ!
もちろん、キトゥルパニ(孔雀椰子の蜜)をかけなきゃ。
明日は早朝5時からの仏歯時のプージャに行くので、食べた後は即就寝。