Everyday Ayurveda 「毎日役立つアーユルヴェーダ」

アーユルヴェーダとはサンスクリット語で「生命の科学・智慧」 。自分の体質を知り自分らしく生きるエッセンスがいっぱい。

アーユルヴェーダの神様ダヌワンタリ

スリランカの旅記録、平日はなかなか進みません(^^;;

毎日使えるアーユルヴェーダネタもちょこっとずつ紹介していけたらと思いつつ、今日はインドの神様のお話です。
昨日我が家に、待望のダヌワンタリ神の像が届きました。
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インドでは、神様達が小さな子供からお年寄りまで、芸能人やアイドルみたいにステッカーや文房具などのグッズになって愛されています♪
お隣のスリランカではガラリと変わって、どこに行っても、ブッダ、仏陀、ブッダ……ポスター、ステッカー、像がどこでも売られ飾ってありました。
子供の読みモノにもスーパーヒーローみたいに登場してました。
 
そんなインドやスリランカでもなかなか手に入らないのが、アーユルヴェーダの神様ダヌワンタリ神のグッズたち。ネットでもなかなか見つかりません(^^;;
ところが先週Sitaramaさんを覗いてたらおすすめ品にアップされて、思わずポチッと!
何事もタイミング大事でしょうから。
 
ダヌワンタリという神さまは、
叙事詩マハーバーラタに出てくる 有名な乳海攪拌というインド神話に登場します。
アーユルヴェーダスクールの及川先生が、スライド付きでめちゃ面白く教えてくれました。
 
私は日本神話とかギリシャ神話とか、
人間クサイ神様が沢山出てくるお話が
小さい頃から大好き。
 
 
「ヴィシュヌ神の化身である巨大亀クールマに大マンダラ山を乗せ、大蛇ヴァースキを絡ませて、神々はヴァースキの尾を、アスラはヴァースキの頭を持ち、互いに引っ張りあうことで山を回転させると、海がかき混ぜられた。海に棲む生物が細かく裁断されて、やがて乳の海になった。ヴァースキが苦しんで口からハラーハラという毒を吐くと、シヴァがその毒を飲み干したため事なきを得たが、彼の喉は毒によって青く変色した。
さらに1000年間攪拌が続き、乳海から白い象アイラーヴァタや、馬ウッチャイヒシュラヴァス、牛スラビー(カーマデーヌ)、宝石カウストゥバ、願いを叶える樹カルパヴリクシャ、聖樹パーリジャータ、アプサラスたち、ヴィシュヌの神妃である女神ラクシュミーらが次々と生まれた。最後にようやく天界の医神ダヌヴァンタリが妙薬アムリタの入った壺を持って現れた。」…まだまだ続く…
 
ダヌワンタリ神が手に持ってるものにも、全て意味があります。
 
日本の薬師如来の源流ともされていて
ヴィシュヌ神の化身であり、神々のお医者様であり、アーユルヴェーダの神様。
 
これからずっとアーユルヴェーダの勉強を続けていけるよう、そして正しい知識を少しずつでも伝えていけるようどうか見守ってください。